「市民」の街奥沢
奥沢2丁目 竹内 加代子

第17号 2004.10.11

 隣の緑が丘からこの奥沢に越して今年の夏で6年が過ぎました。当時幼稚園に通っていた長女は6年生に、オムツをしてヨチヨチ歩きだった次女は2年生になりました。早いものです。

 実は、娘が区立幼稚園に通っていたこともあり、当初は目黒区内で家を探すのが条件でした。ところが、何件か家を見てまわっているうちに住環境の大切さを感じる様になりました。それでこの奥沢を選んだのです。自由が丘からほんの数分の所なのに、広々とした家々には緑があふれ、静でゆとりのあるこの街並みが気に入ったからです。

 そして、住み心地の良さを日々感じながら6年が経った今、改めて思うことがあります。それは住環境の良さとは、決して広い屋敷や緑の多さといった目に見えるものだけではないという事です。

 私が家の前で花の手入れをしていると、よく皆さんが声を掛けてくれます。それがきっかけでご近所にとけ込む事が出来、たくさんの方達と顔見知りになることが出来ました。ご近所同士のコミュニケーションやそこから生まれる心のゆとりが、この住み心地の良い奥沢を作り上げているのだと思いました。新聞に 「住民」と「市民」の違いについて、『例えば犯罪が増え地域のセキュリティーレベルが下がった時、 「警察が悪い」と文句だけ言うのが 「住民」、自ら自警団を組織しパトロールに参画するのが「市民」の態度だ。』という一文が載っていました。まさにこの奥沢は 「市民」がたくさん住んでいる街だと思います。これからもこの「市民」を絶やさず、いつまでも住み心地の良い街であって欲しいと思います。

 最後に、私たち一家を温かく受け入れて下さった近隣の方々に感謝するとともに、今後ともどうぞ宜しくお願いします。