娘の成長と共に
 奥沢2丁目 石井 昌人

第23号 2006.5.2

 私共家族がこの街に引っ越して来て、十日後に、4人目にして待望の女の子が生まれました。これまで、上馬→田園調布→南麻布→晴海→表参道→中根→、そして現在の奥沢と転居を繰り返してきましたが、最愛の娘の誕生と共に理想の街に出合えた様に思います。

 娘も現在は2歳4ヶ月、色々な事に興味を持ち、家の近所を散歩している時にも、「この黄色のお花きれいねー、ピンクのお花が好き、このお花ちっちゃいねー、お花いいにおいがするねー」など花の話題にはこと欠きません。又、ご近所の方々も「よくおしゃべりできるようになったね」と、娘の成長を共に楽しんでいただけている様です。

 実は今の家を購入する際、妻と見に来た時の事ですが、二人共物件の前の大きなヤシの木の様なシンボルツリーのあるお庭に見とれてしまい、建物の内を見る事もなく購入を決めてしまいました。近所に住んでいらっしゃる知人のご尽力も有り、この街の住人になることが出来ました。

 先日、近所の桜を見上げながら思ったのですが、この街に越して来てから3回の春を迎えますが、お花見をしにどこかに行ってない事に気付きました。以前は洗足池や千鳥ヶ淵等、毎年家族で出掛けていたのが、ここ三年は近所の桜や花々を見ながら散歩している事で、充分花見気分が満たされていたのでした。  これからも緑多い奥沢の街の素敵さを感じながら、家族で過ごせればと思っております。