奥沢の人々
奥沢2丁目 大房 敏 

第52回 2013.8.6

 毎日うだるような暑さの続く今日この頃暑さにもめげず健康であることに感謝しながら毎日仕事に励んでいます。

 私のサロンは駒沢店と上野毛店とこの奥沢店と3店舗のサロンを営業しています。奥沢にサロンを構え今年で13年目になります。その中で私の感じた奥沢は人懐こくてどこか穏やかな人が多くいるような気がします。なぜだか考えてみると多分御年配の人が多いのと一つ一つの家がゆったりしていて緑が多いせいなのかと感じます。

 私は奥沢六丁目に自宅があり毎朝6時に起き、その日の気分によって九品仏の浄真寺を周り、緑道に出て緑が丘を周り、奥沢神社で御参りをして自宅に戻るというコースと、多摩川の土手に沿って浅間神社で御参りをして田園調布を抜け、自宅に戻るというコースの約1時間のジョギングをしています。その中で一番感じることは、季節はもちろんですが特に女性の元気さと笑顔で挨拶を交わす事で一日気持ちよく生活ができます。

 私のサロンに今年の2月で101歳の誕生日を迎え少し耳が遠いけれども、とても元気で私のサロンにも十日に一度お見えになります。その御婆様は関東大震災、東京大空襲などを経験しながら今でも元気に昔の事の話を聞かせて頂きその時代を肌で感じながら私も若い人に伝えていきたいと思います。

 そんな中で毎年行われている奥沢神社のお祭りで感じることは、こんな元気でたくさんの子供達がいたんだなと感じます。一体あの子供たちは普段どこにいるのかなと考えると、きっと家の中でテレビゲームやスマートフォンで遊んだり、もしくは塾通いの毎日なのかと思うと、本当にこれでいいのかなと感じながらも、時代に逆らうこともできず少しかわいそうな気がします。私は来年で60歳になりますが、私の子供の頃は、ランドセルを玄関から放り投げ、グロープやバットをもって野球をするか公園や川などで魚釣りや昆虫を取ることが一番の楽しみで、その遊びの中からいろいろと大切な事を学んできたような気がします。私の子供も25歳と28歳の姉妹がいますが、実際に彼女たちもどうだったかなと考えてみると、実は今の子供たちとさほど変わらない気がします。そんな中で自分の子供を含めもっと大切なことを伝えていかなければいけない気がします。