我町奥沢 老いて時の流れを返り見て
奥沢1丁目 毛利 猛

第58号 2015.2.19

 土・まち・みどり通信の「今と昔」に、記載の要請を受け、小生昭和二十二年生まれ六十七才、当活動におきまして新入りの部に属し日々勉強、経験の途上でございます。さて、支離滅裂心な文面にてお許しいただき、動くままペンを走らせていただきます。

 終戦直後に生を受け奥沢地区内でもめずらしい藁ぶきの屋根の家でそだち、幼少の頃、”タダイマ”と入口を入るとまだ靴のままで、内部は土間が有る古い家でした。中でも、東玉川小学校のクラスの社会見学にも選ばれ当時非常に”ハズカシイ”思いをした記憶が有ります。又、定刻にニワトリ小屋の卵の回収当番として日々をすごしていました。世田谷区、目黒区、大田区の三区が隣接し合う地に住み、あたり一面畑に囲まれ通学の畦道いたる所に危険場所、”コエダメ”が有りそれが草に隠れ気をぬく事は出来ず、又遊びの最高のフィールドにて、ドジョウ、ザリガニ、ギンヤンマ、オニヤンマ、そしてスイカの試食会?、今思えばその自然の景色の中にも四季を通じて草花が精一杯咲きほこっていたと思いだされます。

 現在、退職後、母の介護の合間、地区の活動、奥沢地区ごみ減リサイクル、土とみどりを守る会に参画し時の流れと奥沢変貌を身体に感じつつより良い町づくりをモットーに日々をすごしています。

 皆様の緑に対する愛情が満ちあふれる中、ゴミ一つない歩道で散策する中、あれ!! この樹木、この花、植木、何と言う名前なんだろう?年と共に視点が変化し、毎朝目覚めた時幸福を感じる日々です。奥沢の町並み、人間の温かさ、立地条件とあらゆる点で大好きです。洗足池、浄真寺、等々力渓谷、駒沢公園と語り尽くす出来ない程、思い出と共に育てていただきました。  今この素晴らしい奥沢を後生の子供達にバトンタッチ出来ます様、諸先輩達のご指導をいただき、スズメの足跡のごとく残せればと邁進していきたい。